頻繁に尿を出したくなる。
尿意があるのに尿が少ししか出てこない場合をさします。
頻繁な尿意は昼間だけですか?夜間だけですか?昼夜を問わず同じペースでトイレに行きたくなりますか?
まれに(高齢者に多い)毎回相当量の尿が出てくる多尿であることがあります。
これは血液検査や尿検査では区別することが難しいことがありますので、来院時に排尿チャートをつけてきていただけますと診断への近道になります。
日中の頻尿です。
朝起きて夜寝るまでに何回排尿するか。
はっきりしない場合には午前中何回、午後何回位と分けて数えて下さい。
また、大体何時間おきにとお話しいただいても結構です。
通常8回以下です。
夜間就寝中の頻尿です。
正常な場合は0回です。
夜間頻尿は泌尿器科の病気とは限りません。
尿意が頻繁に起こるから眠れないのでしょうか。
それとも眠れないから尿が気になってトイレに行くのでしょうか。
あなたのお考えも教えてください。
尿がしたいのに出てこない。
大きく分けると次の二つの状態があげられます。
ご自分で区別することはむずかしく、診察を受け、説明を受けても納得できないことがあります。
目で確認できる肉眼的血尿と健診などで初めてわかる顕微鏡的血尿に分けられます。
肉眼的血尿は全血尿、初期血尿、排尿終末時血尿に分けられます。
どのタイプの血尿か確認しておきましょう。
出血を起こしている場所により血尿のタイプが異なります。
また、外傷時には血尿ではなくて出血であることもあります。
膀胱にたまった血尿の血液の成分が沈殿し、ドロドロした血のかたまりを作ることがあります。
通常の血尿では貧血を起こすことはまれですが、凝血尿の量が多いと貧血になりますので、早めの受診が必要です。
女性では血尿かそうではないかを見極めるため生理が終わってから受診していただくこともあります。
下着に血が付着する程度の場合には尿道の出口に近い部分か尿道以外からの出血である可能性も考えられます。
夏の暑い時期には尿が濃縮して濃い色になっているだけの場合やビタミン剤をはじめとする薬品のせいで血尿のように見えることもあります。
膿尿、乳麋尿、塩類尿などの原因が考えられますが、肉眼では区別できません。
あばら骨の下縁から骨盤にかけての痛み
泌尿器科に関係する腹痛ではお腹を押しても強くならない、お腹を押そうが押すまいが関係なく痛むことが特徴です。
痛みの位置がお腹の上に行くほど左右に分かれ、下に行くほど真中によってくる。
吐き気や嘔吐を伴うことがあります。
痛みが発生する時刻や常に痛むかどうかも診断をするには重要なポイントです。
男性では精巣で作られた精子を膀胱の裏側に運ぶ精管に炎症が起こったり、精巣に出入りする動静脈や神経がねじれたりすると、押すと強くなる痛みが出る(軽い場合には違和感)を感じる)ことがあります。
精巣に静脈瘤が生じるとチクチクした痛みが下腹部や鼠径部、陰嚢に生じます。
この痛みは主に立っているときに生じ、横になると消えます。
触っているときだけ痛むのでしょうか、触らないときも痛むのでしょうか。
思春期以降20歳前後までの方の場合精巣捻転症の可能性があります。
大至急診察を受けてください。
排尿時あるいは排尿の前後で膀胱や尿道に痛みが出る。
痛みのタイミングとどこに痛みが出るかで痛みの原因を診断します。
排尿とは関係なく膀胱や尿道に痛みを生じることがあります。